定跡は、古来より数え切れないほど指されてきた将棋の試行錯誤から導かれた、いわば公式です。いかに現在のコンピュータが高速になったとはいえ、例えば最初に角道を開けるという判断は自力ではできません。「銀星将棋美濃囲いスペシャル」では、６０万手という膨大な量の定跡を搭載することにより、コンピュータの苦手とする序盤〜中盤に無類の強さを発揮します。また戦法別定跡も搭載していますので、定跡の勉強にもお役立て下さい。

強さは５段階に設定可能。美しい駒と盤もお楽しみ下さい。

特徴１
●膨大な「６０万手美濃定跡データベース」を搭載
コンピュータの思考の特徴は、序〜中盤の弱さ（初級程度）と終盤の強さ（３段程度）のギャップです。アマ高段者やプロは大局観と一局の流れを重視しますので、コンピュータが得意とする一手一手の手将棋では序〜中盤の強さに限界が生じます。そこで定跡ファイルがコンピュータに力を貸します。出来るだけ多く終盤まで定跡がコンピュータを補助することにより、一局通しての棋力が有段者クラスとなりました。

特徴２
●美濃囲い定跡を搭載
日本将棋発祥地岐阜にて生まれた美濃囲い定跡を搭載。と言っても、美濃囲い定跡の他、四間飛車、矢倉、振飛車、相居飛車の各戦法の定跡ももちろん搭載しています。

特徴３
●定跡を盤面上に表示
定跡を盤面上に表示することも可能です。これにより、定跡手順の勉強も容易に行えます。